第8回の「産学連携学会 東日本リエゾンカンファレンス」を4/27(水)にオンラインで開催し,盛会のうちに終了いたしました。
このカンファレンスの第1回は,産学連携学会東北・北関東支部の主催,地域活性学会東北支部の共催により2014年に米沢で開催されました。
その後,北海道支部もご協力させて頂くようになり,今回第8回を迎えることとなりました。本来今回のカンファレンスは2021年度開催で,3月に実施予定でした。ただコロナ禍にあって開催準備が若干遅れたため,時期としては年度をまたぐ形とはなりましたが,皆さまのご理解により無事実施することができました。
2020年度の第7回の東日本リエゾンカンファレンスと同様,新型コロナウイルス感染防止などを考え合わせ,今回もオンライン形式での講演会として開催致しました。
また昨年度は東北と北海道の両地域での産学連携研究と実践を支え発展させて来られた重鎮の方々にご講演をして頂きました。そして今回は今現在,各地域で精力的に実践を進めていらっしゃる中堅の方々にお話し頂来たいと考えたところ,東北からは米沢にある株式会社BIH 社長の長谷川貴一氏に,北海道からは旭川工業高等専門学校 教授の浜田良樹氏に講師をお引き受け頂けることになりました。
今回は北関東,東北,北海道における産学金連携に関心をお持ちの方には,所属学会問わず当カンファレンスにご参加頂けるようにいたしました。そのため産学連携学会の会員はもちろん,共催としてご協力頂いている地域活性学会の東北支部,北海道支部の会員,またいずれの会員でもない方々にも広くご参加頂くことができました。
これらの皆さんと一緒に聴講する中で長谷川氏,浜田氏の両講師から,これまでの経緯,取り組まれてきた,あるいは取り組まれている事業のリアルな状況,そしてこれからの展望について大変熱意溢れるお話を伺い,また突っ込んだ質疑応答を行うことができました。
講師の長谷川様,浜田様,そしてご参加くださった聴講者の皆さま,誠にありがとうございました。皆さまのおかげを持ちまして大変実りのあるカンファレンスを開催することができました。
今後も私達産学連携学会,北海道支部,東北・北関東支部は,東日本における産学官連携のための研究と実践のための活動に取り組んでいきます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
主催 産学連携学会 北海道支部/東北・北関東支部
共催 地域活性学会 北海道支部
地域活性学会 東北支部
北海道科学大学
岩手ネットワークシステム
後援 北海道中小企業家同友会産学官連携研究会 HoPE
開催趣旨
「東日本リエゾンカンファレンス」は,東日本における産学連携や,地域活性化の活動に関する共通の課題やテーマ等について,研究及び事例報告を行うとともに,支部会員や地域の実務者等が広く交流し,相互に啓発しあう場として開催されてきました。今回はコロナ禍の中でも産学官連携の歩みを滞らせることなく力強く進めていくため,各地域で実践的な活動を精力的に推進されているお二人にご講演を頂き,議論を深めていきたいと考えております。
開催日時
2022年4月27日(水) 15:30〜17:30
開催方法
Zoomによる遠隔講演
プログラム
15:30〜15:35 開会挨拶
北海道支部代表 木村尚仁教授(北海道科学大学)
15:35~16:30 【講演1】
「アントレプレナーシップと次世代電池開発」
株式会社 BIH(Battery Innovation Hub)
代表取締役社長 長谷川貴一氏
16:30~17:25 【講演2】
「ユネスコデザイン創造都市の具現化に向けた
地域クラスター再生を目指して:北海道あさひかわの取り組み」
旭川工業高等専門学校
教授 浜田良樹氏
17:25〜17:30 閉会挨拶
東北・北関東支部代表 今井潤教授(岩手大学)
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