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2025/03/01 2024年度第10回産学連携学会 東日本リエゾンカンファレンス in 札幌を開催しました

執筆者の写真: jsiphbjsiphb

 2025/03/01(土),2024年度の第10回産学連携学会 東日本リエゾンカンファレンス in 札幌を開催し,盛会のうちに無事終了いたしました。


 「東日本リエゾンカンファレンス」は2014年より産学連携学会の東北・北関東支部と北海道支部が共同で開催しているイベントで,近年は両支部が交互に開催の主担当を務めています。東日本における産学連携や地域活性化の活動に関する共通の課題やテーマ等について研究及び事例報告を行うとともに,支部会員や地域の実務者等が広く交流し相互に啓発しあう場とするというのが,開催の趣旨です。

 今回は第10回という節目の回であるだけではなく,北海道を会場とする初めての対面開催でした。本来であれば2018年にやはり北海道科学大学を会場として対面で開催する予定でした。



しかし開催4日前に起きた北海道胆振東部地震の影響で,皆様に会場にお集まり頂くことは断念せざるを得ませんでした。しかもその後,新型コロナ感染症の流行の影響でリモートでの開催など変則的に実施してきました。そして昨年度,東北・北関東支部のご尽力で再び対面形式で開催されました。



 そして今年度,やっと初めて北海道での対面開催が実現できました。


■■■ 第10回産学連携学会 東日本リエゾンカンファレンス開催概要 ■■■


主催 産学連携学会 北海道支部/東北・北関東支部

共催 地域活性学会 北海道支部

   地域活性学会 東北支部

   北海道科学大学北方地域社会研究所(RINC)


開催趣旨

 「東日本リエゾンカンファレンス」は東日本における産学連携や地域活性化の活動に関する共通の課題やテーマ等について研究及び事例報告を行うとともに,支部会員や地域の実務者等が広く交流し相互に啓発しあう場として2014年より開催しています。

 本年度も産学連携学会,地域活性学会に所属する学会員を中心に,地域の研究者・実務者が広く情報共有・交流・相互啓発を行うことをめざして開催します。


開催日 2025年3月1日(土)13:00開会

会場  北海道科学大学 E棟3階 E303教室   

    (札幌市手稲区前田7条15丁目4-1)

    大学アクセス ▷ https://www.hus.ac.jp/access/


参加費 無料


参加者について

聴講については産学連携学会,地域活性学会の会員に限らず,関心をお持ちのどなたでも参加可能です。

研究事例発表者について,産学連携学会の研究対象分野、地域活性学会の研究対象分野における研究に関して研究事例報告を募集します。発表者に制限は設けずどなたでもお申し込み可能です。ただし多数の場合は産学連携学会員および地域活性学会員,特に北海道支部,東北・北関東支部の方を優先させて頂きます。


本年度も産学連携学会,地域活性学会に所属する学会員を中心に,地域の研究者・実務者が広く情報共有・交流・相互啓発を行うことをめざして開催します。







実施プログラム

  • 13:00 開会の辞

    産学連携学会北海道支部代表幹事 木村尚仁(北海道科学大学)

  • 開会挨拶 産学連携学会会長 石塚悟史(高知大学)

  • 13:15 北海道における地域資源を活用したアルコール製造に関する事例研究     坂井俊文(北海道科学大学)

  • 13:30 中小企業DX推進とデジタル技術の利活用に対する課題の考察     ~山形県内中小企業調査の結果から~     田口英生,小野浩幸(山形大学)

  • 13:45 企業価値担保権制度活用の推進     ービジネス・インキュベーション施設 入居企業 調査報告2     小林 稔(北陸先端科学技術大学院大学)

  • 14:00  産学連携活動に関する一考察(産学連携支援から学生教育へ)     川崎 一正(三条市立大学)


14:15 休憩


  • 14:30 雪かきで地域コミュニティを活性化する     森村はる乃(札幌学院大学まちおこし研究会代表 法学部1年),     松代弘之(札幌学院大学)

  • 14:45 産学官連携による地域のための社会教育の取り組み事例     木村尚仁(北海道科学大学),峨家大尚((株)きたまいか),     湯浅崇,髙尾友大,老田圭吾(網走市教育委員会)

  • 15:00 消滅可能性自治体から脱却した市町村の総合計画から見た     地域人口維持の方策     内島典子(北見工業大学社会連携推進センター),     石羽澤祐輔(北見工業大学地域マネジメント工学コース)

  • 15:15 ルーラルエリアにおける伝統文化への理解と消費者行動     伊藤慎一(秋田大学)

  • 15:30 閉会挨拶     地域活性学会東北支部長 小野浩幸(山形大)





 今回は北海道と東北,北関東はもちろん北陸からも,さらには高知大学から産学連携学会の石塚会長にもお越しいただけました。合わせて20名の皆様にご参加頂けました。特にその内の2名は学部学生で,今後も是非若い学生の皆さんにも参加してもらいたいものです。

 司会は北見工業大学の内島先生がご担当。最初に産学連携学会北海道支部の木村代表(北海道科学大学)の開会の辞で開会しました。ついで学会長の石塚先生からご挨拶を頂く予定だったのですが飛行機の関係で到着が遅れたため講演に入ります。前半は4件,休憩をはさんで後半4件,計8件の講演が発表され,地域産業,企業活動分析,地域活性化の取り組みなど,実に幅広いテーマで講演が発表され,活発な質疑応答が行われました。しかもその内の1名,札幌学院大学1年生の 森村はる乃さん(札幌学院大学まちおこし研究会代表)は実にどうどうとしっかりした講演発表と質疑応答を行ってくれました。なお前半の座長は城野先生(室蘭工業大学),後半の座長は須田先生(旭川市立大学)が担当。

 講演発表のあと,改めて産学連携学会会長の石塚先生(高知大学)からご挨拶があり,今年6月に函館で開催予定の産学連携学会年次大会の案内と参加のお誘いがありました。ついで地域活性学会東北支部長の小野先生から閉会の挨拶で,こちらでも来年度の東日本リエゾンカンファレンスが7月に八幡平で開催されることが説明され,参加の呼びかけがありました。最後に閉会後,参加者の皆さんと記念撮影を行いました。

 ご参加頂いた皆さま,お陰様で盛会のうちに終えることができました。誠にありがとうございました!




 
 
 

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